<AIG>9.6兆円赤字…08年 アリコ、米政府に譲渡
<AIG>9.6兆円赤字…08年 アリコ、米政府に譲渡
私も含めて一番気になるのはアリコ AIGエジソン生命 AIGスター生命 が今後どうなっていくかだと思います
その件についてアリコの日本法人執行役員からメールが来ました、内容を要約すれば・・・
今現在の動きでは、たとえ米国の国有化になっても現在の契約内容は守られます
仮に米政府がアリコを国有化しても、株主が変わるだけで保険契約は保護されます。
生命保険は保険業法をはじめ法律で縛られていますので金銭的には契約者に損失は発生しませんが、生命保険は長期の契約なので今後のアフター等に影響が出る可能性はあります
AIGはアリコなどの資産売却を通じて公的支援の返済原資を捻出(ねんしゅつ)する計画だったのですが、金融危機による市場の混乱で売却交渉が難航。
AIGエジソン、AIGスター生命の売却先は決まりましたが売却価格でまだ折り合いがついていません。
アリコに関心をもつ保険会社は多いのですがAIGが希望する金額とはかけ離れています
過去の記事一覧も載せて起きます、こちらからご覧下さい<(_ _)>
◆AIGショック
◆AIGショック AIG救済 米政府・FRBの判断基準は
◆AIG、「スター」「エジソン」生保の売却検討
◆アリコ、スター、エジソン 日本の生保3社売却 AIG方針
◆AIG:アリコ売却 日生、東京海上が関心 国内保険業界、再編に発展も
◆AIGショック【米金融危機】危ういポールソン長官の処方箋
◆AIGショック アリコ、スター、エジソン 日本の生保3社売却今後の展開
◆AIGショック!中国の大手保険会社が経営参画か
◆AIGショック 買収額1兆円…アリコ争奪戦加熱 国内生損保、資産査定へ
AIG「値崩れ」どこまで アリコ AIGエジソン生命 AIGスター生命 の今後
<AIG>9.6兆円赤字…08年 アリコ、米政府に譲渡
3月2日21時3分配信 毎日新聞
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20090302-00000092-mai-bus_all
【ワシントン斉藤信宏】米政府などの公的管理下にある米保険大手AIGが2日発表した08年10〜12月期決算は、純損失が616億5900万ドル(約6兆円)の大幅赤字となった。
これを受け米政府と米連邦準備制度理事会(FRB)は同日、AIGへの総額300億ドル(約2兆9000億円)の追加資本注入を発表、公的支援の総額は1800億ドル規模に達した。
AIGは債務負担軽減のため、日本などで生命保険事業を展開するアリコなどをFRBに譲渡する。
AIGの赤字額は米企業の四半期決算としては過去最大。
08年通期では、992億8900万ドル(約9兆6000億円)の純損失となった。
AIGはすでに米政府やFRBから400億ドルの資本注入や特別融資などで総額1525億ドルの支援を受けている。
損失がさらに膨らんだため、米当局は公的管理を一段と強める。
AIGは08年10〜12月期決算で、デリバティブ(金融派生商品)関連や不動産絡みの証券化商品、商業不動産など、保有する資産の評価損が拡大し巨額の損失を計上した。
米格付け会社大手はAIGの格下げを検討しており、米政府とAIGは、格下げで顧客の流出などが拡大する恐れもあるとして追加の公的支援を協議してきた。
一方、AIGがFRBに譲渡するのは、アリコのほか、香港を拠点にアジアで保険事業を展開するアメリカン・インターナショナル・アシュアランス(AIA)。
AIGはアリコなどの資産売却を通じて公的支援の返済原資を捻出(ねんしゅつ)する計画だったが、金融危機による市場の混乱で売却交渉が難航していた。
AIGは昨年9月のリーマン・ショック直後に資金繰りが急速に悪化し、FRBから850億ドルの緊急融資を受け、事実上の公的管理下に置かれた。
その後も金融危機の深刻化に伴い巨額の追加損失が発生。
08年7〜9月期も244億6800万ドルの大幅赤字に陥っていた。
米財務省とFRB、AIGへの追加支援策発表
3月2日、米財務省とFRBはAIGに対し300億ドルの追加支援を行うと発表。写真は同社ロゴ。2月27日東京で撮影(2009年 ロイター//Michael Caronna)
[ワシントン 2日 ロイター] 米財務省と連邦準備理事会(FRB)は2日、保険大手のアメリカン・インターナショナル・グループ(AIG)に対し、300億ドルの追加支援を行うと発表した。
財務省とFRBは「AIGは『システミックリスク』をもたらしており、金融システム全体が打撃を受ける可能性を防ぐためには政府の行動が必要だ」と指摘した。
米政府がAIGに支援を与えるのは、昨年秋以来3度目。
今回の追加支援策の一環として、FRBはAIGの子会社であるアメリカン・ライフ・インシュランス・カンパニーとアメリカン・インターナショナル・アシュランス・カンパニーの優先株を取得。
それと引き換えに、AIGに対する600億ドルの信用供与枠を縮小する。
信用枠は250億ドルを下回ることはないという。
取得するAIG子会社の株式はすべて特別目的子会社が保有する形とし、AIGが引き続きそれを管理するが、FRBは株主としての権利が保証される。
FRBはまた、AIGが信用枠から引き出した資金に対する利子を軽減する。
AIGは、政府の追加支援を受ける見返りに、3月4日付で株式の77.9%に相当する転換可能優先株を発行する。
財務省とFRBは、AIGは世界中にカウンターパーティを持っており、米国の経済や金融システムにとって不可欠な存在であるため支援したと説明。
そのうえで、さらなる支援が必要になる可能性があるとの認識を示した。
カウンターパーティ・・・
原則としては、銀行しか参加できない銀行間市場のこと。
外国為替はこの銀行間市場で相対で取引される。
近年、外為法が改正されて、大手証券会社などがインターバンク市場に参加するようになった。
この市場で取引する銀行や証券会社のことをカウンターパーティと呼ぶ。
一般投資家が取引している業者はこのカウンターパーティを経由して顧客の注文を通している。
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米政府などの公的管理下にある米保険大手AIGが2日発表した08年10〜12月期決算は、純損失が616億5900万ドル(約6兆円)の大幅赤字となった。
これを受け米政府と米連邦準備制度理事会(FRB)は同日、AIGへの総額300億ドル(約2兆9000億円)の追加資本注入を発表、公的支援の総額は1800億ドル規模に達した。
AIGは債務負担軽減のため、日本などで生命保険事業を展開するアリコなどをFRBに譲渡する。
AIGの赤字額は米企業の四半期決算としては過去最大。
08年通期では、992億8900万ドル(約9兆6000億円)の純損失となった。
私も含めて一番気になるのはアリコ AIGエジソン生命 AIGスター生命 が今後どうなっていくかだと思います
その件についてアリコの日本法人執行役員からメールが来ました、内容を要約すれば・・・
今現在の動きでは、たとえ米国の国有化になっても現在の契約内容は守られます
仮に米政府がアリコを国有化しても、株主が変わるだけで保険契約は保護されます。
生命保険は保険業法をはじめ法律で縛られていますので金銭的には契約者に損失は発生しませんが、生命保険は長期の契約なので今後のアフター等に影響が出る可能性はあります
AIGはアリコなどの資産売却を通じて公的支援の返済原資を捻出(ねんしゅつ)する計画だったのですが、金融危機による市場の混乱で売却交渉が難航。
AIGエジソン、AIGスター生命の売却先は決まりましたが売却価格でまだ折り合いがついていません。
アリコに関心をもつ保険会社は多いのですがAIGが希望する金額とはかけ離れています
過去の記事一覧も載せて起きます、こちらからご覧下さい<(_ _)>
◆AIGショック
◆AIGショック AIG救済 米政府・FRBの判断基準は
◆AIG、「スター」「エジソン」生保の売却検討
◆アリコ、スター、エジソン 日本の生保3社売却 AIG方針
◆AIG:アリコ売却 日生、東京海上が関心 国内保険業界、再編に発展も
◆AIGショック【米金融危機】危ういポールソン長官の処方箋
◆AIGショック アリコ、スター、エジソン 日本の生保3社売却今後の展開
◆AIGショック!中国の大手保険会社が経営参画か
◆AIGショック 買収額1兆円…アリコ争奪戦加熱 国内生損保、資産査定へ
AIG「値崩れ」どこまで アリコ AIGエジソン生命 AIGスター生命 の今後
<AIG>9.6兆円赤字…08年 アリコ、米政府に譲渡
3月2日21時3分配信 毎日新聞
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20090302-00000092-mai-bus_all
【ワシントン斉藤信宏】米政府などの公的管理下にある米保険大手AIGが2日発表した08年10〜12月期決算は、純損失が616億5900万ドル(約6兆円)の大幅赤字となった。
これを受け米政府と米連邦準備制度理事会(FRB)は同日、AIGへの総額300億ドル(約2兆9000億円)の追加資本注入を発表、公的支援の総額は1800億ドル規模に達した。
AIGは債務負担軽減のため、日本などで生命保険事業を展開するアリコなどをFRBに譲渡する。
AIGの赤字額は米企業の四半期決算としては過去最大。
08年通期では、992億8900万ドル(約9兆6000億円)の純損失となった。
AIGはすでに米政府やFRBから400億ドルの資本注入や特別融資などで総額1525億ドルの支援を受けている。
損失がさらに膨らんだため、米当局は公的管理を一段と強める。
AIGは08年10〜12月期決算で、デリバティブ(金融派生商品)関連や不動産絡みの証券化商品、商業不動産など、保有する資産の評価損が拡大し巨額の損失を計上した。
米格付け会社大手はAIGの格下げを検討しており、米政府とAIGは、格下げで顧客の流出などが拡大する恐れもあるとして追加の公的支援を協議してきた。
一方、AIGがFRBに譲渡するのは、アリコのほか、香港を拠点にアジアで保険事業を展開するアメリカン・インターナショナル・アシュアランス(AIA)。
AIGはアリコなどの資産売却を通じて公的支援の返済原資を捻出(ねんしゅつ)する計画だったが、金融危機による市場の混乱で売却交渉が難航していた。
AIGは昨年9月のリーマン・ショック直後に資金繰りが急速に悪化し、FRBから850億ドルの緊急融資を受け、事実上の公的管理下に置かれた。
その後も金融危機の深刻化に伴い巨額の追加損失が発生。
08年7〜9月期も244億6800万ドルの大幅赤字に陥っていた。
米財務省とFRB、AIGへの追加支援策発表
3月2日、米財務省とFRBはAIGに対し300億ドルの追加支援を行うと発表。写真は同社ロゴ。2月27日東京で撮影(2009年 ロイター//Michael Caronna)
[ワシントン 2日 ロイター] 米財務省と連邦準備理事会(FRB)は2日、保険大手のアメリカン・インターナショナル・グループ(AIG)
財務省とFRBは「AIGは『システミックリスク』をもたらしており、金融システム全体が打撃を受ける可能性を防ぐためには政府の行動が必要だ」と指摘した。
米政府がAIGに支援を与えるのは、昨年秋以来3度目。
今回の追加支援策の一環として、FRBはAIGの子会社であるアメリカン・ライフ・インシュランス・カンパニーとアメリカン・インターナショナル・アシュランス・カンパニーの優先株を取得。
それと引き換えに、AIGに対する600億ドルの信用供与枠を縮小する。
信用枠は250億ドルを下回ることはないという。
取得するAIG子会社の株式はすべて特別目的子会社が保有する形とし、AIGが引き続きそれを管理するが、FRBは株主としての権利が保証される。
FRBはまた、AIGが信用枠から引き出した資金に対する利子を軽減する。
AIGは、政府の追加支援を受ける見返りに、3月4日付で株式の77.9%に相当する転換可能優先株を発行する。
財務省とFRBは、AIGは世界中にカウンターパーティを持っており、米国の経済や金融システムにとって不可欠な存在であるため支援したと説明。
そのうえで、さらなる支援が必要になる可能性があるとの認識を示した。
カウンターパーティ・・・
原則としては、銀行しか参加できない銀行間市場のこと。
外国為替はこの銀行間市場で相対で取引される。
近年、外為法が改正されて、大手証券会社などがインターバンク市場に参加するようになった。
この市場で取引する銀行や証券会社のことをカウンターパーティと呼ぶ。
一般投資家が取引している業者はこのカウンターパーティを経由して顧客の注文を通している。
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この記事へのコメント
1. Posted by fabulous☆ 2009年03月03日 17:34
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