◆AIGショック 買収額1兆円…アリコ争奪戦加熱 国内生損保、資産査定へ

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◆AIGショック

買収額1兆円…アリコ争奪戦加熱 国内生損保、資産査定へ
  
12月12日2時54分配信 産経新聞
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20081212-00000500-san-bus_all

米政府の管理下で経営再建中の保険大手AIG(アメリカン・インターナショナル・グループ)が売却を目指している生命保険子会社アリコについて、国内の複数の大手生命、損害保険会社が入札に向けたアリコの資産査定に入ることが11日、分かった。

経営再建中の保険大手AIG

買収額1兆円超とされるアリコには、欧米保険会社が関心を示しており、激しい争奪戦に発展する可能性が出てきた。

一方、日本子会社であるAIGエジソン生命保険、AIGスター生命保険の売却入札は12日に締め切られ、国内外の5社程度が応札する見通しだ。

アリコは世界55カ国で生保事業を展開し、日本のアリコジャパンは利益の約7割を稼ぎ出し、保険料収入で国内生保も含め業界5位に位置している。

アリコの入札手続きは来年1月に始まり、買収を目指す企業はAIGと守秘義務契約を結んで財務などの詳細な資料を入手し、検討することになる。

国内勢では、海外展開を積極化している損保最大手の東京海上ホールディングス2位の三井住友海上グループホールディングスなどが守秘義務契約を結ぶ意向を固めた。このほか、生保大手の日本生命保険、第一生命保険なども資料の検討に向けて仲介する投資銀行と折衝を進めている。

AIGが目指す世界一括売却の場合、買収金額は1兆円規模と推定されるアリコをめぐっては、仏アクサ、米メットライフ、英プルーデンシャルの欧米保険会社3社に加え、中国の政府系投資ファンドも買収を検討しているとされる。

AIGが目指す世界一括売却
国内勢は資金力で見劣りするが、「実際に応札できるかどうかは別として、資産内容は必ず検討する。特に国内他社に買収されたくない」(大手損保幹部)と、競合会社の動向に神経をとがらせている。

単独での買収は困難でも、三井住友海上がメットライフと共同事業を展開しており、業界内では、欧米勢との連合による買収の可能性も指摘されている。

エジソン、スター両社は来年中に統合する予定で、両社一括で売却される。米保険大手プルデンシャルの日本子会社であるジブラルタ生命保険やカナダのマニュライフなど5社が最終的に応札を検討しているとみられる。

国内勢は、重複事業が多いことなどから両社の買収には慎重な姿勢を示しており、その後に売りに出される本命のアリコに関心が集中している。

(-ε-) 米政府の管理下で経営再建中の保険大手AIG(アメリカン・インターナショナル・グループ)が売却を目指している生命保険子会社、AIGエジソン生命、AIGスター生命、アリコの売却に向け資産査定・入札が始まりだしました。

生命保険は保険業法をはじめ法律で縛られていますので金銭的には契約者に損失は発生しませんが、生命保険は長期の契約なので今後のアフター等に影響が出る可能性はあります

既契約者にデメリットのない形での売却と新聞をはじめ各種メディアにAIG各社が広告を出しましたが、約束を厳守してくれる事を願っています

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この記事へのコメント

1. Posted by ベリタ   2008年12月21日 13:09
5 アリコの保険に加入している者としてとっても興味深い内容でした。 
ありがとうございました。

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