◆AIG:アリコ売却 日生、東京海上が関心 国内保険業界、再編に発展も

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AIG:アリコ売却 日生、東京海上が関心 国内保険業界、再編に発展も

日本の生命保険3社の売却を決めた米AIGは週明け以降、売却作業を本格化させる。

最大の焦点はアリコジャパンの売却先で、日本生命保険や東京海上ホールディングスなどが関心を示している。

今後の展開次第では保険業界の大型再編に発展する可能性もある。

アリコジャパンは日本のAIGの中核生保で、通信販売を活用して業績を伸ばしてきた。

08年3月期の保険料等収入は1兆4657億円と国内大手4社に次ぐ規模。営業職員主体の国内生保などとは対照的な販売手法だけに、複数の大手が「新たな顧客層を開拓できる」とみている。

問題は1兆円を超すとの見方もある巨額の買収費用。

国内勢は保険金不払い問題などで業績が伸び悩んでおり、「資金の確保が難しい」との声も漏れる。

資金が豊富な外資系に対抗し、国内勢が連合して買収に名乗りを上げる可能性もある。

また、アリコは保有するAIG株が急落、「財務内容が悪化しているのではないか」との懸念も呼んでおり、「資産内容を慎重に見極めた上でないと、交渉に乗り出せない」(大手生保幹部)という。

売却発表を受け、4日はAIGのコールセンターに問い合わせが相次いだ。

AIGは「売却後も契約に影響はない」と説明しているが、売却先が早期に決まらないと契約者の不安が広がる恐れがある。

AIGは通常は休みの5日もコールセンターで問い合わせに対応する。   

【辻本貴洋】毎日新聞 2008年10月5日 東京朝刊

◇過去のAIG関連記事、AIGからのプレス発表
平成20年10月4日◆アリコ、スター、エジソン 日本の生保3社売却 AIG方針
平成20年9月28日◆AIG、「スター」「エジソン」生保の売却検討
平成20年9月17日◆AIGショック AIG救済 米政府・FRBの判断基準は
平成20年9月17日◆AIGショック
◆AIGショック
アリコジャパン ホームページ
AIGエジソン生命保険 ホームページ
AIGスター生命保険 ホームページ

AIGの国内の生命保険事業につきまして - AIG(10月3日)
AIGの国内の生命保険事業につきまして

米国AIG本社は、アリコ(アメリカン・ライフ・インシュアランス・カンパニー)とAIGスター生命保険株式会社、AIGエジソン生命保険株式会社の株式を売却する意向があることを明らかにしました。

詳細につきましては、あらためて報告させていただきます。

ご契約者の皆さまには大変ご心配をおかけいたしますが、株式を売却することになっても、個々の生命保険会社の株主が変更されるのみであり、お客様の保険契約に影響を与えることはございません。またお客様に対するご担当窓口やサービス体制も従来通り変更ございません。

なお、日本国内の損害保険事業につきましては、売却の意図がないことをAIGは表明しています。


(`ε´) 大手金融機関が低所得者向け高金利住宅ローン(サブプライムローン)の証券化等々、新しい金融工学を駆使して利殖に走ったツケがまたしても私たち一般庶民に回ってきました。

その間に大手金融機関のCEOら役員には年間何十億円もの途方もない役員報酬が支払われてきました。

日本のバブル崩壊、米国の低所得者向け高金利住宅ローン(サブプライムローン)からの金融危機。

まだまだ予断を許さない米金融危機の動向に注目していきたいと思います・・・

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1. 損害保険  [ 損害保険ナビ ]   2008年10月07日 01:03
損害保険の基礎知識や、家計・企業対象の損害保険について

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