住宅ローン利用の実態と今後の見直し
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住宅ローン利用の実態と今後の見直し
住宅金融支援機構が行ったH19年度の調査による、民間住宅ローン利用者の状況が以下のように報告されています。
今回は、そのポイントと、注意点を整理してみました。

●住宅ローンを選ぶ決め手
住宅ローンを選ぶ際にどういう点に優先順位をおいていたかは、以下のように金利の低さが圧倒的に多くなっています。
・ 金利水準の低さ(73.7%)
・ 諸費用の安さ(25.5%)
・ 販売業者の勧め(22.6%)
ただ、この金利の低さというのは、当面の金利で判断している可能性がありますので、今後の状況に応じて見直しが必要になってくると思います。
●民間住宅ローン利用者は固定金利選択型が約半分
民間金融機関で利用されている住宅ローンは、長期金利の低下から、全期間固定金利が30%近くになっているが、固定期間選択型が直近では増えています。
・ 「固定期間選択型」49.0%,
・ 「全期間固定金利型」29.6%,
・ 「変動金利型」21.4%の順
なお、 それぞれの内訳で多いのは、
「固定期間選択型」では10年固定タイプ(23.3%)、
「全期間固定金利型」では20年超(67%)。

●利用者の世帯年収別傾向
年収400万円超600万円未満の世帯が最も住宅ローン利用が多く、全期間固定金利型(10%)や10年固定タイプが多くなっています。
●今後1年間の住宅ローン金利見通しは「現状より上昇」が29.1%
金利上昇に伴う返済額増への対応は、「返済額圧縮、一部繰上償還」が主流ですが、その一方で、約3割が「見当がつかない、わからない」と回答しています。
このように民間住宅ローンは、固定金利選択型が多く、途中で金利の変更を余儀なくされる商品を利用している人が多くいます。
また、今まで住宅金融公庫で借入れ、11年目の金利4%に突入する家庭が増えてくるので、見直しのニーズが非常に高くなることが予想されています。
その際に、安易に繰上返済をしてしまうと、預貯金残高を減らしてしまい、将来のキャッシュフローに支障をきたしかねません。
今後の景気動向などによっては、金利上昇がスローペースになる可能性もあり、長期的に金利の低い住宅ローン商品への借り換えで上手にマネー管理をしていくことも視野にいれておくことが大切になってくると思います。
“銀行の住宅ローンの審査 1.申込人の属性”も一緒にご覧下さい。
少しでもお役に立てたら、ポチットにほんブログ村 財務・経理 よろしくお願いします。
住宅ローン利用の実態と今後の見直し
住宅金融支援機構が行ったH19年度の調査による、民間住宅ローン利用者の状況が以下のように報告されています。
今回は、そのポイントと、注意点を整理してみました。

●住宅ローンを選ぶ決め手
住宅ローンを選ぶ際にどういう点に優先順位をおいていたかは、以下のように金利の低さが圧倒的に多くなっています。
・ 金利水準の低さ(73.7%)
・ 諸費用の安さ(25.5%)
・ 販売業者の勧め(22.6%)
ただ、この金利の低さというのは、当面の金利で判断している可能性がありますので、今後の状況に応じて見直しが必要になってくると思います。
●民間住宅ローン利用者は固定金利選択型が約半分
民間金融機関で利用されている住宅ローンは、長期金利の低下から、全期間固定金利が30%近くになっているが、固定期間選択型が直近では増えています。
・ 「固定期間選択型」49.0%,
・ 「全期間固定金利型」29.6%,
・ 「変動金利型」21.4%の順
なお、 それぞれの内訳で多いのは、
「固定期間選択型」では10年固定タイプ(23.3%)、
「全期間固定金利型」では20年超(67%)。

●利用者の世帯年収別傾向
年収400万円超600万円未満の世帯が最も住宅ローン利用が多く、全期間固定金利型(10%)や10年固定タイプが多くなっています。
●今後1年間の住宅ローン金利見通しは「現状より上昇」が29.1%

金利上昇に伴う返済額増への対応は、「返済額圧縮、一部繰上償還」が主流ですが、その一方で、約3割が「見当がつかない、わからない」と回答しています。
このように民間住宅ローンは、固定金利選択型が多く、途中で金利の変更を余儀なくされる商品を利用している人が多くいます。
また、今まで住宅金融公庫で借入れ、11年目の金利4%に突入する家庭が増えてくるので、見直しのニーズが非常に高くなることが予想されています。

その際に、安易に繰上返済をしてしまうと、預貯金残高を減らしてしまい、将来のキャッシュフローに支障をきたしかねません。
今後の景気動向などによっては、金利上昇がスローペースになる可能性もあり、長期的に金利の低い住宅ローン商品への借り換えで上手にマネー管理をしていくことも視野にいれておくことが大切になってくると思います。
“銀行の住宅ローンの審査 1.申込人の属性”も一緒にご覧下さい。
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