「脱税」と「申告漏れ」の違いは?

「脱税」と「申告漏れ」の違いは?

◆意図的な不正行為は重加算税の対象

新聞やテレビなどで「所得隠し○億円、脱税容疑で告発」や「○億円の申告漏れを指摘」等の報道をよく目にします。

「脱税」と「申告漏れ」は、税金を少なく申告しているということでは同じですが、通常、異なる意味で使われます。

脱税は、売上の過少計上や経費の水増しなどの仮装・隠ぺいを行い、意図的に税金を誤魔化す違法行為で、罰則として重加算税が課せられます。

一方、申告漏れは、不注意による計算ミスや税法解釈の相違など、意図的な不正ではない行為によるもので、過少申告加算税が課せられます。

これに対して節税は、税法の範囲内で制度を活用し、合法的に税金を少なくすることです。

また、節税とも脱税とも言えない「租税回避行為」は、税制のグレーゾーンを利用し、形式的には合法ですが、通常は行わない特殊な取引で税の負担を軽減する行為のため、当局とのトラブルが絶えません。

次回はペナルティとして課せられる税金の説明と内容を掲載します。

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