利益モデルの構築法1 利益?
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利益モデルの構築法1
利益?
経営者は日常的に『利益』という言葉を使っています、あまりに日常的すぎて「ところで、利益って何だろう?」と問われると、意外に答えに窮してしまうのではないでしょうか?
ここでいう『利益』とは、会計学的なものではなく、もっと現実的な「儲け」のことです。
では、どうすれば儲けは生まれるのでしょう?
こんな非常に原始的なことを、たまには振り返ってみるのも大切なことです。
ひとつの項目(サイト内容)として、どの会社にもヒントになりそうな事例をいくつか記載いたしますので、改めて利益が創出される事業モデルを一緒に考えていきましょう。
さて、『利益』について考えるとき、これだけは絶対に間違ってはいけないという落とし穴があります。
それは、事業主(社長)自身の給与を『利益』と勘違いしてしまうことです。
特に個人事業では、社長自身も何らかの労働(営業活動や実務)を行っていることがほとんどです。
大企業のように、経営戦略の策定や指示だけが仕事ではありません。
それだけに「労働の対価」と「利益」の区別がどんどん曖昧になってきてしまいます。
ですから、まず次のような前提を意識することが必要になります。
それは・・・
『自分が貰う役員給与はあくまで労働の対価であって、決して利益ではない』ということです。
法人であれば、会計上も社長の給与は「経費」になりますのでわかりやすいです。
自分自身が貰う給与は、自分という人間の労働に対して会社が支払っている「経費」です。
それを支払った上でいくら残るのか?
その残ったものが、まさに『利益』です。
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