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利益（会計）と所得（税務）の違い　

決算書では赤字でも法人税が課税されるケースもあります。

法人税は、決算書上の「利益」ではなく、「所得」に対して課税されるからです。

利益＝収益−費用、所得＝益金−損金ですが、必ずしも「収益＝益金」、「費用＝損金」とはならないため、「利益」と「所得」の金額は一致しません。

例えば、交際費が２００万円あった場合、全額費用ですが、１０％は損金にならない（資本金１億以下の場合）ため、２０万円が所得として加算されます。

また、繰越欠損金のように費用ではないが損金になるものなど、これらを利益から加算・減算して所得金額が算出されます。

利益だけでなく、所得も意識しましょう。

今回、【会計と税務の違い】シリーズを記載していきますので、活用ください。

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